michynoteの日記

ファイナンシャル・セラピスト。 大手証券会社で約20年間営業を経験、 別の証券会社にて調査部経験もあり。 CFP®︎認定者。 傾聴とトランスパーソナル心理学のメソッドを用いて、あなたのモヤモヤをクリアにします。

育つ時が来た〜半世紀経って初めて出会えた自分、エネルギーシフト

 

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「ちょっと待って。今そっちから何か飛び込んできた」


夕飯を共にしながらの雑談から、向かいに座ったちかちゃんが急にそう口にした。

ちかちゃんは2年間LPL(ラビング・プレゼンス・リーダーシップ)養成講座で、一緒に心理学を学んだ仲間である。カウンセリングの自主トレーニング(通称:自主トレ)も、住んでいる場所が近いこともあり、特に2年目となった昨年は、結構回数を重ねてやってきた。

 コロナ騒ぎが本格化する前に会ってから、実に5ヶ月ぶり。お茶でも一緒に、と称して近況報告をし合い、話が尽きないのでじゃあ夕食も、となったのだった。

 

 

 

【目次】

1. がんばろうとすると聞こえる「まだやるの?」の声
2. 仕事と感情を切り離すと「生命エネルギーが使えない」
3. エネルギーにダイレクトにアクセスするちかちゃんのセッション
4. これからの付き合い方

 

 

1. がんばろうとすると聞こえる「まだやるの?」の声


その時自分が話していたのは、

「何かがんばろうとすると『まだやるの?』『もういいんじゃない?』という声が内側から聞こえて来る」ということだった。


先述のLPLの自主トレでも、昨年前半は「やるぞ!クライアントの辛さや悲しさに寄り添うためには、まず自分自身を深掘りしなくては!」「カウンセリングのスキルの足りないところをできるようにしなければ!」と意気込んでいた。ただその一方で、「やるの〜?しんどい思いして深掘りなんかしなくていいよ〜」という自分もいた。


そしてここ数ヶ月、脱サラ?して自分のやりたかった「ファイナンシャル・セラピー=お金への不安や苦手意識をクリアにして、物心ともに豊かな生活をサポートする」を、仕事として本格的に取り組むべく動き出している最中に、また同じようなことが起こってきていた。

 

 

2. 仕事と感情を切り離すと「生命エネルギーが使えない」

 

それと時を同じくして、(広義の)仕事に関して「楽しくなければやりたくない」「波に乗らないとやる気が出ない」という他の人達からの発言を、様々な場所で耳にした。

自分は「仕事は感情と切り離して、淡々と粛々とやるもの」と思って実際そうしてきたため、「やると決めたものを『楽しくなければやらない』はないだろう。波が来なければずっと何もしないのだろうか」と思ってしまった。


この「感情を切り離して仕事をする」スタイル。

ある人に話したところ「それじゃ生命エネルギーが感じられないね」と言われた。

生命エネルギー⁈それはいったいどういうこと?

ちゃんと生きてるし、ある意味自分はタフだと思っていたので、その言葉の真意がわからなかった。

 

別の機会に「ただの私のエネルギー」を観る機会があった。

それはかろうじて人の形の輪郭をとどめた黄色い光。

その存在を感じようとしてまず最初に心に浮かんだ言葉は「心もとない」だった。とても頼りない存在。そして「この子」が、「まだやるの〜?」「もういいよ…」の声の主だと感じた。


「その子」は現実の私に「一日ほんのわずかな時間でもいいから、そばにいて欲しい」と小声で言った。まるで忙しい母親に対して、遠慮がちにお願いする幼子のように。

 


そのあたりまで話して、冒頭のちかちゃんの言葉になったのだ。

彼女は「ビジョンが飛び込んできた」と言う。

 

 

3. エネルギーにダイレクトにアクセスするちかちゃんのセッション


ちかちゃんが感じたビジョンはこうだった。


戦うみっちゃん(注:自分)は荒野にいる。色は暗い青。

エネルギー体のみっちゃんは花畑にいる。色は黄色。


後者は数日前に姿を現したばかり。そして、目の前に「エネルギーが見える人」が現れた瞬間に「育ちたい。もう育つ時が来た」と私(注:ちかちゃん)に直接飛び込んでいった。


「みぞおちから胸にかかる部分でそれを受け止めたよ」とちかちゃんは語った。

それを聞いた途端に自分の身体がドキッとした…ただ心臓ではなくみぞおちの辺りで。そんな体感覚を感じたのは初めてだ。


みぞおちは第3チャクラ。個人としての内面の力の中心であり、人格と自我の磁場の核でもある。*1

胸は第4チャクラ。感情面からの視点に共鳴する。*2


さらにちかちゃんは続ける。


「双子に例えるとわかりやすいかもしれない。一方は『闘うみっちゃん』。これはこれまでずっと、努力して、達成して、成果を作ってきたがんばる自分。外側に出ている自分とも言えるよね。

この子をずっとみっちゃんは育ててきたんだよね。

もう一方は、「ただのみっちゃん」。生まれてからずっと放って置かれたから、まだ赤ん坊のまま。だけどこの子は強いよ。ものすごいエネルギー持ってる…心もとないとかじゃないよ、ただ大きさが小さいだけ」


「育ててほしい」ではなく

「育つ時がきた」

そう自ら言い切って、出てきた存在…半世紀の間、忘れられてきたもう一人の自分。

いや、忘れられたというより、ないがしろにして、無視してきたのかもしれない。


「これからはこっちの子が育って…これまでがんばってきた『闘うみっちゃん』と同じ大きさになったら、統合に進むと思うよ」

そう言ってちかちゃんはテーブルの上のグラスを並べた。

同じ形、でも色合いは違う。

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2019年の1月、「みっちゃんは世界に半分しかコミットしていない」とある人に言われてから、「残りの半分」をずっと探してきた。


そのあたりの経緯はこちらをご参照ください

http://www.mi77.jp/entry/2019/05/12/111610


http://www.mi77.jp/entry/2019/05/12/153602

 


探求するうちに、それは「女性性」「喪失の悲しみを感じる自分」だと感じて、内なる「男性性」との統合をはかっていた。それはそれで間違いではないと思う。

ただもっと深いところで、この「黄色い光の子/エネルギー」との統合が必要になってくるのだろう…それがもしかしたら、真の「生命エネルギー」と呼ばれるものなのかもしれない。


今までの自分はそれ無しで生きてきた。

それでもなんとか普通に暮らしている。それでもいい。

ただこれからは、違うステージが始まるんだろう…「残りの半分」のエネルギーを育てて使っていくステージが。

 

 

それにしても、ダイレクトにエネルギーをキャッチできるちかちゃんがすごい。メソッド云々ではなく、彼女が自分の特質を生かした唯一無二のやり方だった。

 

そんなちかちゃんのブログはこちらから↓

https://colorflow.jp/empath-session-2/

 

 

4. これからの付き合い方


一夜明けて。

そっとみぞおちの辺りに手を置いて「ただの自分」を感じてみる。

動かなくとも、焦らずドッシリと構えているような不思議な感覚。

ただ静かにその時を待つ。

表面に見える部分は小さいが、地面の下に行くほど太くなり、「大地につながる」というより「大地そのもの」として現れているように感じる。

 

これはガゾリン車が電気自動車に替わるような「エネルギーシフト」なんだろうか。

「怒り・競争意識・達成欲」等から「自分の内なる声に従って出てくる ”何か”」への。

まずはやっと出会えたこの光のエネルギーを、しっかりと感じて育てていこう。

 

1*:『7つのチャクラ』(サンマーク文庫)p.212

      2*:同p.256

 

 

 

🍀お金の不安をゼロにするファイナンシャル・セラピスト、河野道子です。

個人セッションを受け付けています。詳しくはこちらからどうぞ↓

http://www.mi77.jp/entry/2020/05/31/133211