悲しいとか
悔しいとか
そういう感情の層よりも
もっと深いところから
流れ出る涙がある
そんなセッションにカウンセラーとして直面した
クライアントさんは「なんで涙が出るのか自分でもわからない」と言い、
「この涙はさっきの涙とは違う感じがします」とも伝えてくれた
実存からの涙
いのちが流す涙
今回はスーパーバイズの場として、セッションを設定していたので、途中で私が師事しているセラピストからのアドバイスが入った。
自分一人であれば、クライアントさんの「実存=いのち」からの涙を採り上げることをせず、現実的な課題の解決をしてセッションは終わっていたことだろう。
それでもクライアントさんのニーズに合うならば、それで良い
だが私はクライアントさんの実存からの涙に、声にならぬ声に応えたい。
そういうセッションをしていきたい。
(本日のクライアントさんが"自分への応援メッセージ"として引いたOSHOカード…ビリーフが雷に打たれて剥がれ落ちていき、仏陀のシルエットが立ち現れているように見える)
実存からの涙を感じるためには、セラピストもまた自分の深い実存につながらなければ、との示唆があった。
自分とつながる 自分の繊細さとつながる
もっともっと深いところで
その必要性をさらに痛感することとなった、豊かなセッションだった
大きなギフトをクライアントさんから、そしてセッションの場から受け取った