michynoteの日記

ファイナンシャル・セラピスト。 大手証券会社で約20年間営業を経験、 別の証券会社にて調査部経験もあり。 CFP®︎認定者。 傾聴とトランスパーソナル心理学のメソッドを用いて、あなたのモヤモヤをクリアにします。

ダイエットは明日から〜気持ちはあっても行動に結びつかない

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「…河野さん、痩せる気あります?」

昨日マッサージを受けながら、ボディセラピストさんに笑顔で言われた言葉だ。

おそらく私が、

「いやー、座ってばっかりで運動不足で」「寒いからついつい家の中で」とか言ったのだと思う…先月と同様に。

施術を受けながら、ファスティングや糖質制限の話をしていた。そう、関心はあるしやる気もあるのだ。

いや…あるはずなのだ。

 

ちょうど月末なので、何気なく一ヶ月を振り返ってみると、28日といつもより短い月にもかかわらず、

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初日から

(いやサザコーヒーの本店、せっかく通りかかりだし)

 

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バレンタインデー

(いやー、やっぱり特別な日だから食べてもいいでしょ)

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(ひとつだけ買うのもお店の人に申し訳ないでしょ)

 

丸の内の丸善に本を買いに行った時も、コーヒーだけにしておけばいいのに「せっかくだから」とレモンケーキを注文している。

 

どうしてこうも言ってることとやってることが違うのか。

 

さて明日から3月。

ひな祭りのかわいらしいケーキや菓子パン、和菓子を目に入れないようにしなければ。

 

ちょうどひな祭りの日には、自主勉強会がある。そのメンバーに喜んでもらおうとまたお菓子を買って行って、自分が一番食べてしまうような気がする。

 

うーん…

 

とりあえず「ダイエットは来月(旧暦)」からとしておこう。

 

春はデトックスに最適な季節だし、「寒いから」という言い訳も通用しないしなぁ….。

 

睡眠時間が不規則に〜待ち遠しい春に自律神経が乱れる一件

 

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「春眠暁を覚えず」

このことわざを見ると、昔の人はよく言ったものだとつくづく思う。

 


立春を過ぎると、陽射しが春めいてきて寒さも緩み、気持ちの上ではホッとする。

ただどういうわけか、毎年この時期になると、

・寝付いても途中で目が覚めて、2時間ほど寝られなくなる(中途覚醒)

・休日など9〜10時間寝てしまう(過眠)

など睡眠のリズムが乱れてしまうのが、悩ましい。

 


素人考えでは、日照時間の変化率が自律神経に影響しているようにも思うが、詳しくはよくわからない。

 


「質の良い睡眠を平均7時間とる」というのが目下の目標だ。

以前は「大人なら6時間寝れば充分、それ以上は惰眠」と思っていた自分だが、どうやら6時間半(夏期)から7時間半(冬期)というのが適度な睡眠時間だったらしい。

会社員時代にはカフェインの錠剤をいつも持ち歩いていたが、最近では必要なくなった。これは喜ばしいことと思っている。

 


ただ量的には改善されたが、質的にはどうなのか疑問が残る。なぜか、たまに寝ている間に緊張していることもあり、ちゃんと疲れが取れているかどうかもあやしい。

 


最近では運動不足もあったり….。

子供の頃は寝付きが悪く、もともと睡眠の質は良くないほうだ。なのですぐに改善できるかちょっと自信はないけれど、これからは「良質な睡眠」を追究していきたい。

いっそ旧暦・二十四節気で季節の移ろいを感じてみよう

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2月最初の週末。

全国的に春を思わせる暖かな日となった。

Facebookを覗きにいけば、自転車ライドやゴルフ、「お写んぽ」(写真を撮りながら散歩すること)などなど、みんな暖かな休日を満喫している様子がうかがえて、見ているこちらもほっこりする。

 


5日前の2月3日は立春で、感覚的には文字通りこの日から「春が立つ」感じがしていた。

冬の寒さに固まっていた身体が、少しずつほぐれてくる。

同時に思考も緩んで動き出す、そんな感じ。

 


立春は正確には「二十四節気」の始まりで、九星気学ではここから新年が始まるとされている。

 


いわゆるグレオリオ歴(一般に使われている太陽暦)の正月の、凛と引き締まった空気も良いが、まさに「新しい春」の二十四節気や旧暦(太陰暦。2021年の旧正月は2月12日)をたまには使って、季節の移ろいを感じてみるのもいいものだ。

 


さて明日明後日は寒の戻りとの天気予報。「三寒四温」という言葉を思い出しながら、暖かくして過ごそうと思う。

「気分に振り回されてはいけない」〜社会人の常識と思っていたらビリーフだった

 

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(当日のセッションメモから)


1月最後の日曜日、カウンセリングの自主トレーニングを行なった。

初回は自分がクライアントロールになり、なんとなく心に浮かんだことを話す。その後にカウンセラーから、マインドフルネス状態からの声掛けが提案され、目を閉じて深い呼吸を繰り返し、潜在意識にアクセスしやすい状態に入る。そこでいくつか言葉を掛けてもらい、身体の感覚に起こった変化を伝える。自分はあまり感情は出てこないタイプなので、体感にセンサーを合わせていることが多いのだ。


ひと通り終わって、出てきた感覚等を確認している時に、ちょっとしたエピソードの話の途中でカウンセラーが言った。

 


「『気分』って言葉に反応してるんですね」

 


え?そうですか?

自分では意外に思えたが、これはビリーフ(思い込み)の可能性がある、とのことでビリーフリセットワークに入った。

 


ビリーフの主文は

「気分に振り回されてはいけない」

 


…いやいやこれって、社会人の一般常識でしょう。

「気分が乗らないからやらない」とか、職場で通用しないでしょう。

 


でも、そうクライアントが当たり前に思って疑わないことが、ビリーフである可能性が非常に高いことは経験上知っていたので、取り組んでみることに。

 


もちろん「100%それは本当です!」と即答し、まずはメリットばかりがズラズラと出てきた。

先にデメリットから出していくのがセオリーなのだが、この時は自分が思いつくのはメリットばかりだったのだ。

・いい意味での緊張感がある

・社会人としては良い。ちゃんとした社会人でいられる。

・淡々と行動できる

・やらなくちゃいけないことができる

・前に進める

・やると決めたらやる

・滅多に投げ出さない

・なので信頼される

 


…本当にメリットしか思い浮かばないのだが(笑)

 


とはいえこれではリセットワークとして成立しないので、「強いて挙げれば」を枕詞にしてデメリットを出してみた。

・必要がない時でも体に緊張が残る(これは継続してかかっているボディセラピストさんから「前よりはマシになったけど、いつも背中が緊張しているね」と言われている)

・負荷がかかる

・効率が悪い(悪い気分に飲まれないと同時に良い気分に乗っかってノリノリで物事を進めるということがあまりない)

・眠っている時にも緊張している。時々歯を食いしばったまま寝ている。

・大きなことができない

 


だんだんと「緊張」「効率が悪い」というキーワードが気になってきた。

そういえば前述のボディセラピストさんに、

「エネルギーレベルが低いわけじゃないけれど、体を緊張させることにけっこうエネルギーを使ってしまって、使い方が悪いんじゃないか」と言われたことを思い出した。

 


たとえば「8のインプットで10のアウトプット(=25%増)」が標準とするならば、投入したエネルギーのうち2〜3割くらいが無意識に体を緊張させる方に使われているような気がする。そうなると実際のインプット量は6くらい(25%減)になってしまい、アウトプットも7.5となる。

10のアウトプットが必要だとしたら、投入するエネルギーを10.66(=10÷1.25÷0.75)にしなければならない。

 


…これだとアウトプットよりインプットの方が多いではないか。

少しずつ消耗していくことになる。そりゃあ疲れるわけだ。

潜在意識の領域でエネルギーロスが生じている。

 


…ああ、もったいない。

 


とはいえ、ではこのビリーフを手放すか?と言われると「はい」とは言いにくい。

よく「気分が堕ちて何もできないんです」という人がいるが、自分はそれを見て「それで話が済むなら世話ないよなあ」と心のどこかで思っていることが多い。

これもいわゆる「(心理的な)投影」なんだろうか…まあでもとりあえず物事は進めることはできる。

 

 

 

とにかくリセットワークを最後までやってみることにする。

まずはカウンセラーの誘導に従って、目を閉じて「『気分に振り回されてはいけない』というビリーフがない世界」を感じてみる。

 

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身体が軽くなる感じ

空が飛べて、視野が広がり視座が上がる。俯瞰できる。

自分のフィールドが広がり、フットワークが軽くなる感じがする。

 


こういう感覚、確かにこれまであまり感じてこなかった。

達成感とか充実感は確かにあったけど、もっと力業(ちからわざ)で「エイやっ!」といろいろな物事を行なっていた。

 

 

 

それからこのワークの肝の「置き換え」に入る。

詳しくは一度体験してもらうに越したことはないのだが、一番肝心なのは

自分が禁止していること(ここでは「気分に振り回される」こと)を、実践している他人を見たときの自分の反応に気づくことだ。

 

この場合の主文の置き換えは

「人が気分に振り回されていると、私が振り回される」

具体的にはワクワクしてハイテンションな人や、どんより落ち込んだまま愚痴を繰り返す人など、つまり「気分に振り回されている人」を見て、自分が反応している=「振り回されている」ということ…確かにそういう発言を見てイラッとすることがある。


「あー、やってるやってる、こういうことかー…」

思わず苦笑いしてしまう。

 

 

自分ひとりでは、ビリーフ(思い込み)の思考の枠から抜け出すのは容易ではない。

カウンセリングの方法と在り方を両方兼ね備えた他者からの問いかけ、それで視点を変えてみる。あるいは視座を上げてみる。そして初めてビリーフとなっている考えと自分との間に距離が取れる。

 


ただ、ビリーフはかつての自分を守ったり、役に立っていたりした考えだ。

それに違和感を感じたら、次のステージに行く合図かも知れない…感謝して手放そう。

 


まあ、自分の場合はもう少し持っているかもしれないけど。

ビリーフだと気づいていたら、10回のうち1回くらいは「気分に振り回されて」もいいかもなあ…とは思えるようになった。


カウンセラーのCちゃん、ありがとうございました。

 

 

🍀お金の不安をゼロにするファイナンシャル・セラピスト、河野道子です。

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実存からの涙〜あるセッションの現場から

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悲しいとか

悔しいとか

そういう感情の層よりも

もっと深いところから

流れ出る涙がある

 


そんなセッションにカウンセラーとして直面した

クライアントさんは「なんで涙が出るのか自分でもわからない」と言い、

「この涙はさっきの涙とは違う感じがします」とも伝えてくれた

 

実存からの涙

いのちが流す涙

 


今回はスーパーバイズの場として、セッションを設定していたので、途中で私が師事しているセラピストからのアドバイスが入った。

自分一人であれば、クライアントさんの「実存=いのち」からの涙を採り上げることをせず、現実的な課題の解決をしてセッションは終わっていたことだろう。

 


それでもクライアントさんのニーズに合うならば、それで良い

 

 

 

だが私はクライアントさんの実存からの涙に、声にならぬ声に応えたい。

 


そういうセッションをしていきたい。

 

 

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(本日のクライアントさんが"自分への応援メッセージ"として引いたOSHOカード…ビリーフが雷に打たれて剥がれ落ちていき、仏陀のシルエットが立ち現れているように見える)

 

 


実存からの涙を感じるためには、セラピストもまた自分の深い実存につながらなければ、との示唆があった。

 


自分とつながる   自分の繊細さとつながる

もっともっと深いところで

 

その必要性をさらに痛感することとなった、豊かなセッションだった

 

大きなギフトをクライアントさんから、そしてセッションの場から受け取った

 

 

 

再び「外出自粛の日々」〜一都三県に緊急事態宣言発令

 

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年明けて1週間が経った。

例年なら「列島始動!」などと新しい年へのエネルギーや期待が感じられるところだが、ここへ来て緊急事態宣言発出となった。関西圏にも拡大する動きもある。報道では年末年始の人の動きや忘年会・会食等が原因かと言われているが、どうなのだろうか。

 


前回のようにロックダウン(都市封鎖)寸前という状況ではないものの、医療現場の逼迫した様子が報道されると、緊張感を持って行動した方が良いようにも思える。

 


ただ、前回はさまざまな情報に接しても、フラットでいられた感覚はあったが、振り返ってみるとやはり浮き足立っていたようだった。そして気が散らかっていた。

 


今回は落ち着いて断捨離、そして自分の内側にしっかりと向き合っていくことにしよう、と思っている。

特に今年は、ゆっくりで良いので一つ一つをしっかりと味わい、感じたことや思ったことを言葉にしておきたい。と考えていた矢先だったから…。

 

はてさて、この一年どうなることだろうか。

 

 

 

映画「浅田家!」〜観終わってほっこりと、じんわりと。 (若干ネタバレあり)

 

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新しい年の最初に観る映画…さてどんな作品を選ぼうか。

 

超大作でもいいのだろうけど、なんとなくほっこりしたものを観たくなり、

地元のキネマ旬報シアターで上映されている「浅田家!」を選んだ。

 

封切りは2020年10月だが、この映画館では少し遅れて上映される。

 


キネマ旬報シアターのサイトはこちら

http://www.kinenote.com/main/kinejun_theater/home/

 


当初思っていたより、ずっと満足度の高い作品だった。終了後思わずパンフレットを買ってしまったほど。私の他にも2人の人が買い求め、完売となっていた。

 

カメラマン浅田政志が撮るユニークな家族写真。自分の家族の「コスプレ写真」からそれは始まった。

事実を元に構成されたストーリーだという。

 


「撮りたいものが見つかるまで写真は撮らない」

「(父さんは)なりたい自分になれた?」などいくつかのセリフが心に残る。

そして東日本大震災で泥だらけになった写真を洗って持ち主に引き渡すボランティアのシーンでは、写真の持つ力を改めて感じた。

 


プロアマ問わず写真を撮る人なら、一度観てもらいたい作品だと思う。

主演のニノこと二宮和也さんも素晴らしい演技だった。