三連休の中日に、上野の東京国立博物館に運慶展を見に行ってきた。
有名な仏師、ということは知っていたのだがそれ以上の興味はなく、友人に誘われて「まあ滅多に見られない仏像の裏側が見られるのなら」と足を運んだのだが…。
いやー誘ってくれた友人に感謝である。
素晴らしい作品群でありました。
父、康慶から運慶、そして子の湛慶(たんけい)へと時代がうつるに連れての様式の変化、顔や手の豊かな表情、平安時代と鎌倉時代の作風の違いなどいろいろと興味深く楽しむことができた。
一つ気になったのはあれだけの数の仏像の前を拝むことなく素通りしたことである(笑)
半眼にてわらわらと寄ってくる老若男女を見つめつつ、仏の皆様は何を思ったことだろう。
11月26日まで開催中。
東京国立博物館のサイトはこちら
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1861