michynoteの日記

ファイナンシャル・セラピスト。 大手証券会社で約20年間営業を経験、 別の証券会社にて調査部経験もあり。 CFP®︎認定者。 傾聴とトランスパーソナル心理学のメソッドを用いて、あなたのモヤモヤをクリアにします。

旧暦で過ごす2022年〜大きな流れにゆだねよう

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早くも新しい年が1ヶ月経とうとしている。
先月「年末感がない」と言っていたが、それを引きずってか年が明けても「さあ、新しい年のスタートだ!」と言う気になかなかなれない。

まあ会社勤めをしているわけではないので、それでもなんとかなってはいるし、結構詰めてしまったスケジュールも淡々とこなしてきた。外は寒いので篭っていたら、流行り病の変種の感染者が急増し、なんとなく雰囲気的にも外出しづらい感じがする。

 


でも外に気を散らかしがちな自分には、ちょうど良いのかもしれない。
1月も3週目になって、ようやく昨年を振り返る気持ちになり、ようやく昨日年次レビュー(振り返り)が終わった。

結論を言えば…まあ「さすが坎入(かんにゅう)の年だった」
坎入とは、九星気学(一白水星とか五黄土星とかいうアレ)でいうと「穴に落ちたかのような停滞する星回り」である。生まれ星によってはあまり影響の出ない人もいるとのこと。
自分は(二黒土星)しっかり落ちた、というか降りていって穴の底で過ごしていたので怪我はない。ただ一生懸命やってるつもりでも「空回り感」が強く、「見ていて大変そうだった」と他の人から言われたこともあった。

 

 

 

九星気学はこの方の講座で教わりました。石坂さん(ザカさん)日本酒キッチンカーも運営して雑誌にも載った多彩な方です。

https://stand.fm/episodes/61e36ca99b36ff0006efc51d

 

 

そうだった。坎入だってわかっていたのに、いざ動き出したらすっかり忘れていた。
忙しくなると、日次・週次・月次の振り返り(レビュー)もおろそかになる。
「あれ?この時期何やってたんだっけ?」となるのは、自分にとってはあまりよろしくない状態だ。

 


現実世界は太陽暦(グレゴリオ暦)で進んでいるが、日本人である自分はその下に太陰暦つまり旧暦の流れがあるように感じる。すると、この年末年始に感じていたこともしっくりくる。旧暦の正月は立春なのだ。2022年は2月4日午前5時50分(『2021年版遁甲盤入り手帳  三省堂書店による)に立春を迎え、新しい年に切り替わる。

 


以前金融機関の社員だった頃は、12月30日までみっちり仕事だったので「たった1日で大掃除と正月の支度ができるかー!もう旧暦でやるわ旧暦!」と同僚と冗談で語っていた。

ようやく純粋に自分自身に向き合う時間ができたからこそ、自分に流れる時間は、本当はゆったりと季節の移ろいを感じる日本の「古暦」だったと知ることができたのだ。

そういえば年明け前後にこんな本も買っていたし。
その日、その時候のページを毎朝読んでいる。

 

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以前の自分なら「流れにゆだねる」というと、なんだか受け身で主体性のない感じがしていた。「流れに逆らってもそれを克服してナンボ」というスタンスだった。

ただそれってエネルギーの効率や「費用対効果」を考えたらどうだろう?
平たく言えば、暴風雪警報は出ている中、わざわざ外出したら命にかかわる。自分はそこまでではないにしろ、南関東で積雪5センチの中、ノーマルタイヤの車で高速を走ろうとするようなものだった。スリップして大事故にならなかったのがせめてもの救いだったなあ(軽く対物で接触事故はしたかもしれない)

 


立春からは新しい年。冬の終わり…少し寒さが緩み陽射しに春の気配を感じる、今の季節のような年になる。とはいえ寒の戻りもあり、いわば準備、種蒔きの時期だ。本格的に動き出すのはもう一年先になる。
どんな種を蒔こうか、2022年の計画=年次デザインにゆるゆる着手して、あと5日で形にしたい。