新しい年の最初に観る映画…さてどんな作品を選ぼうか。
超大作でもいいのだろうけど、なんとなくほっこりしたものを観たくなり、
地元のキネマ旬報シアターで上映されている「浅田家!」を選んだ。
封切りは2020年10月だが、この映画館では少し遅れて上映される。
キネマ旬報シアターのサイトはこちら
http://www.kinenote.com/main/kinejun_theater/home/
当初思っていたより、ずっと満足度の高い作品だった。終了後思わずパンフレットを買ってしまったほど。私の他にも2人の人が買い求め、完売となっていた。
カメラマン浅田政志が撮るユニークな家族写真。自分の家族の「コスプレ写真」からそれは始まった。
事実を元に構成されたストーリーだという。
「撮りたいものが見つかるまで写真は撮らない」
「(父さんは)なりたい自分になれた?」などいくつかのセリフが心に残る。
そして東日本大震災で泥だらけになった写真を洗って持ち主に引き渡すボランティアのシーンでは、写真の持つ力を改めて感じた。
プロアマ問わず写真を撮る人なら、一度観てもらいたい作品だと思う。
主演のニノこと二宮和也さんも素晴らしい演技だった。