年度末の週末。
初夏を思わせるような気候の中、都内で一日ワールドワーク(注1)の体験の場に身を置いた。
それぞれのワークの中で、テーマは違えど"共通してその場にあるもの"がそこにあり、自分の課題〜あるいはエッジ(注2)〜にもそこで幾つか光を当てることができた。
ファシリテーターを務めた3名の方々の連携が素晴らしかった。後で尋ねると「互いを信頼している」との言葉、そして入念な準備を行なってきたとのこと。初めて参加された方もとても満足されていたのを見て、ほっとされたとのことだった。
暖かく慈愛に満ちた場だった。
と同時に浮き出した、自分そして社会の"課題"にもじっくりと取り組んでいこう、と静かに感じている。
多くの人が居場所を変える年度替わり…
自分では内面で何かが動いて、ひとつ区切りがついたような感覚を覚えている。
(注1)プロセスワーク(プロセス指向心理学)を多人数、つまり組織やコミュニティにおける葛藤の解決に応用した技法。
(注2)個人やグループのプロセス構造において、1次プロセス(自分だと思っているもの・受け入れやすいもの)と2次プロセス(自分ではないもの・受け入れ難いもの)の境界。
(自分を守る)信念や価値観であり抵抗や恐れとなって現れる場合が多い。
参考『ワールドワーク』アーノルド・ミンデル著