正月休みに過ぎし年を振り返り、新しい年のテーマを決めた。
「本質と(表面的な)現象を見極めよ」
かつて新卒で入社した証券会社の調査部で上司から言われた言葉。
株価や為替の動きを予測し、結果が同じでもその原因〜本質〜が全く違うことがある。さらにその先のシナリオを予測するためには、本質まで見極めることが不可欠だといえる。
これは経済現象だけではなくて、全てにおいていえることだ。ひとの言動もまた然り。
表面的な理解ではなくその本質まで見極めて理解したい。かなり抽象的だが、この視点を携えて日々を生きていきたい。
いろいろな意味で節目を迎える今年。
「変革の時」という言葉を使う人もいる。
いずれにしろ、波立つ海面だけではなく、風をもたらす大気の流れや、深い海の底を流れる海流の変化まで、しっかりと見通して自己のスタンスを測っていきたいものだ。