2020年。
例年とは少し違った年の瀬となった。
本来なら、夏に行われた「2020東京オリンピック」の名シーンを振り返る特集番組等など見ているところだろうが、テレビのニュースが報じているのは、再び増加しているウイルスの感染者数である。(ただこの数字をどう解釈するか、という問題もあるけれど)
今年の前半は世界も企業も個人も、ウイルス感染防止のためのロックダウン(都市封鎖)、「緊急事態宣言」に伴う外出・営業自粛・学校や各種施設の閉鎖、オリンピックも含めたイベントの延期や自粛・中止という予想外の急ブレーキを余儀なくされた。
ただ立ち止まる事で見えてきたこともある。
「コロナ禍」はパラダイムシフトの一端である。「過剰なもの」「余計なもの」を削ぎ落とし、本質だけが残る社会になる。
すでに兆候は現れていたが、大量消費社会・大量生産社会の終焉だ。
そして雇用も変わる。「しっかりした組織に属していれば安泰」は過去の神話になる。
なのでおのずと「自分と向き合う」ことになる。この場合の自分とは「エゴ=自我」ではなくて「真の我=真我(しんが)と言えるだろう。
(この辺の話も機会があったら書いてみたい。)
この生を生き切ったか
鮮やかに自分を生きているか
そして最期にはいのちをどのように仕舞っていくか
そのように問われる出来事が、公私ともに何度となくあったこの一年だった。
ミクロに分解すれば、日々の時間の使い方、そしてお金の使い方が、自分の人生つまりはいのちの使い方につながるのではないか。以前からなんとなくそんな風に思っていたけれど、ますます強くそれを感じている。
とはいえ現実にはどうしても、あと10日余りとなったカレンダーをみては、遅々として進まない大掃除を気にしつつも出掛けてしまったりしている。
少し楽しむこと・緩むことにも時間を使おう、それを許そう。
そんな気持ちもわいてくる年の瀬だったりする。
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