今日から11月。一気に晩秋へと季節が移ったような気がする。
先月は連休明けに、急に体調を崩して会社を休む羽目になってしまった。
真夜中から異変が起こり、明け方まで1時間おきにトイレを往復する有様。近所の医者の見立てでは「風邪からきた急性胃腸炎」とのことで薬を出してもらって一日中寝込んでいた。
朝、会社に連絡を入れた後寝て、症状が落ち着いてから午前の診察ギリギリで駆け込む。帰宅してもモノを食べる気にならずとにかく寝ていた。
何回か半覚醒しだけどずっと寝続けてちゃんと目覚めたのが夜の9時。何か食べないと薬が飲めないので、梅干しと日本茶だけお腹に入れて薬を飲んでシャワー浴びてまた寝る。さすがに連休明け2日も休めない…。
図らずもそんな1日を過ごして、ふっと気付いたことが幾つかあった。
1. 自分の疲労度合いがわからない
後から考えれば相当疲れてたんだろう。何も食べずにほとんど一日中寝てたのだから。それでも寝過ぎた時の頭の重さはなくてスッキリしていた。つまりこれで「睡眠負債」を返済したということだ。でもそんなになるまで、自分で疲労を感じることができなくなっていた。
2.食べることすら現代社会ではノイズとなる
そもそも必要なカロリー以上に摂取してるんじゃなかろうか。眼が食べたい、口が寂しい…などと。
ファスティング(断食)は単にダイエットのためにやるのかと思っていたが、余計なモノ=ノイズを取り払い、感覚を研ぎ澄ませて、本来の自分の感性を取り戻し潜在意識の声を聴けるようにするものだ、と文字通り腑に落ちた。
会社ではエネルギー使うから、元のように食べないとバテるかと思ったが、多少胃が小さくなったのか、食事の量が減った気がする。これを機会にダイエットして(何しろ夏場に4キロリバウンドする有様なので)、様々なノイズをクリアにしてシンプルな自分を取り戻したい。