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約1ヶ月ぶりに都内へ。
管理している港区のサロンの掃除など…外出自粛で開店休業状態だったが、下旬はご予約があるので、コーヒー豆等もチェックしておく。
新しい店ができていたり、裏のビルの建て替え工事が進んでいたりで、街の様子もひと月経つと変わってくる。
帰りがけ、時々寄っていたスタンドバーが目に付いた。スパークリングワインをなみなみと注ぐのが売りで、今はテイクアウトの品を買えば、店内でも飲める。
ただ今日はまっすぐ駅へ急いだ。
帰っていろいろやることがあるから…それはそうなんだけど。
帰りの電車はだんだんと乗客が増え、途中で座席は全部埋まった。
すぐ隣に見知らぬ人がいるのは、なぜか落ち着かない。いわゆる「ソーシャルディスタンス」約1.8メートル(と思っていたが、ググッたら「飛沫がかからない距離=約2メートル」と書かれてものもある)を保っていないと、どうしても気になってしまう。
荷物もそこそこあったが、席を立って周りに人のいない位置に移動した。
うーん…潜在意識ではなにか非合理的な怖れがあるんだろうな。
日頃から通勤で都内に通っていれば別だろうけど、地元では移動はほとんど車だし。
知らない間に、自分の感覚が変わっていくのを奇妙に感じる。良し悪しではなくて、そこに自覚的でありたいと思う。そんな外出自粛39日目の週末だった。