小春日和の土曜日に、ほぼ半年振りに、リアルでのヨガを楽しんできた。はるちゃんのヨガはただ身体を動かすだけではなくて、心と身体の深いつながりについても教えてくれる。
パワフルな10回の深い呼吸
はるちゃんから「まずは深い呼吸を10回してみて。呼吸だけに集中して」との声がかかる。
目を閉じてゆっくりとした呼吸に切り替える。最初の1〜2回は背中が凝ってるなー、と頭の中で呟いていたが、すぐに吸う息・吐く息そのものを、集中して追い掛けることができた。頭の中のおしゃべりも止み、自分の身体の中が静けさで満たされ、整っていくのを感じる。
終わった後、ひとりひとり、どんな感じだったかをシェアしていった。
しあわせな気分になった
豊かな感じがした
たった10回の深い呼吸を繰り返しただけだが、こんなにも深いところでリラックスできて、こんなにも自分の内側か整っていくとは…驚きだった。
単純だけどなんてパワフルなんだろうか。
はるちゃんは、朝ベットの中で目覚めたらまずこの深い呼吸を10回するという。それから1日を始めると、とても気分良く過ごせるのだそうだ。
これからは朝布団の中から出にくくなる季節…自分もこれを実行しよう。
背中は"見えない領域"
続いてはるちゃんからは「自分の背中って肉眼で直接見たことありますか?」と問われる。
たしかに鏡を使わないと自分の背中は見えない。それは"見えない領域"に通づるという。
一瞬スピリチュアルなものを連想しがちだが、日常の中から「なかったこと」にしている感情や感覚…つまり顕在意識に上らぬように、都合の悪い諸々のモノ。それをフタをして閉じ込めている潜在意識の奥深い領域、とも捉えられた。
身体を動かしてみると、単なる運動不足で凝り固まってる以上の重さを感じる。"無きものにした"感情や感覚の他に"無意識に背負った甲冑"もあるような気がした。心の学びを得たおかげで、以前よりはだいぶマシにはなったが「この世界は安心・安全、そして自分が思うより優しい」として、充分に「ゆだねる、ゆるむ」ことにまだ許可が出せていないみたいだ。
今は、背中に意識を向けて「気づく」ことが大切なんだろう。
"身体は一番身近な自然"
今はオンラインでのヨガレッスンが主流となっているが、久しぶりのスタジオ(実際には公共施設の板張りの和室でしたが)でのレッスンは楽しかった。とはいえ、気がつくとやはりオンラインで椅子に座りっぱなし、移動はしているが車なので歩いていない、という生活に戻ってしまう。
"身体は一番身近な自然"ということも、レッスンの中で教わった。山や海、豊かな自然の中で過ごすのももちろん大切な時間だけど、まずはこの身体に立ち返ろう。
たくさんの気づきをもたらしてくれるはるちゃんのヨガ。
その他の活動も含めて、詳しくはこちらからどうぞ。
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