2021年の春。
例年よりも早く訪れたようで、南関東では四月の声を聞くとソメイヨシノは葉桜へと向かっている。
ちょうど年度替りなので、この四半期を振り返ってみた。昨年は刻々と変わるコロナウイルスの感染状況に、やや戦々恐々としていたけれど、この春は気持ちの上では振り返りをしたり、桜を愛でる余裕がある。
まだ予断を許さない状態だが、相手(ウイルス)についていくばくかの知見を得たからだと思う。
さて第一四半期を振り返ってみると…
前年の秋に身内が亡くなり、一連の忙しさも12月初頭の納骨式で一段落した。が、それもつかの間、年末年始のバタバタに突入し、そのままズルズルと冬を越してしまった。春分の日あたりから、ようやく「冬眠」から覚めて動き出した感じがする。
前回の記事でも書いたが、同時期にオンラインファスティングを受けていて、余分な体重も2.5キロ落とせて身体も調子がいい。
なんとなく冬場は活動が鈍る。身体だけではなく、精神的にもそんな気がする。いわば「エネルギーが低下する」状態になり、思考も回らなくなるのだ。
なぜだろう?
寒いとどうしても縮こまり、外へも出づらく引きこもる(例の『外出自粛』は自分にとってはあまり関係ない。寒いから篭っていた)
では単に寒さだけが原因なのか?
冬期に沖縄など暖かいところにステイしたなら、果たしてパフォーマンスは上がるのか?
他にも原因があるのか、今のところは思い当たらない。
会社員時代は、そんなことにも気付かず年中数字を上げることに追われていたっけなぁ…。
とにかく、調子の上がらない時期に無理をしても仕方ない。同じエネルギーをインプットしても出てくるパフォーマンスが低くなり効率が良くない。
なので、冬至から春分の日までは勝手に「冬季休業」と決めてしまった。
冬場になると通行止めになる山の観光道路とか、プロ野球のオフシーズンのあのノリだ。(まあ冬場がシーズン真っ盛りのスポーツもあるが)
冬の間は、徹底的な断捨離・整理/デトックス。からの徹底的なインプット(セミナー・ワークショップ・読書)そしてプランニング、段取りを行なう。暖かい温泉でじっくり癒されるのもいいなぁ。
そして上記で得た知見を、春からセミナーやブログでアウトプット出来たら…と思っている。
ただ今年は前述の通り全く「仕込み」が出来ていない。読書量も大物に取り組み時間がかかったせいか、読了したのはたったの5冊だ。
映画だけは計9本とよく見たけれど。
自分の「取扱説明書」ではないが、案外自分のことはわからないもの。
もちろん社会的な役割や環境、自分以外の価値観に合わせることで、わからなくなっている面も多いのだが。
どんな時にパフォーマンスが上がって、どんな時にそれが下がるので負荷を掛けられない状態になるのか、自分自身のことをよく知る必要がある。
もう若さと勢い(それと昭和的気合い)で「エイやっ!」と物事を推し進めるのには無理があるし、もはやそうした時代でもない。
軽やかに、自然体で。
なんだかふんわりとイメージ先行の感も否めないが、こういう心持ちで自由にいろいろやって行けたらいい。
春爛漫。
充実した日々を重ねていきたい。