2020年11月5日。秋晴れの日に起こった出来事を備忘録として記しておく。
その日は午前中近所の郵便局に所用があり、近くの平面駐車場に車を停めていた。用が済んだので車を出そうとすると、左側から一台入ってきてこちらの前方に止まる。向かい側の区画にバックで入れるのかと思いきや、その車はずっとそこに止まったまま。
運転席には初老の男性が、あちこちダッシュボードを覗き込んでる様子。こちらは隣も後ろも駐車した車があるので、前に出るしかない。軽くクラクションを鳴らしたら、男性が降りてきて、自分の車の周りをぐるりと見渡すと、再び乗り込みこちらに向かって言うには、
「ごめんね、人工知能が働いて動かなくなっちゃった」
…なんだそりゃ⁈
このまま動かなかったらどうしてくれるんだ、自分の車にはじかれてるんならもう免許返納しろよ、などと心の中で文句を言う間に、その車が動き出した。わざと横を吹かして通過し、ゲートから車を出した。
これが1回め。
で、本来なら目的地に向かうはずが、メガネを忘れたことに気づいて、自宅に戻る。
再び車で出ると、マンションの敷地内からバス通りにです手前で、前の車がいきなり止まる。
落ち葉を掃いていた清掃のおばさんに、運転手が話しかけ、そのまま立ち話?を始めた。おばさんの方がさすがに気づいて、車を進めるよう促したが、なぜかそのまま微動だにしない。
こちらがイラっとしてクラクションを鳴らしたら、あわてて通路の端にハザードランプを出しながら車を寄せた。
なんなんだ一体。
これが2回目の「道塞がれ」である。
平日午前中で高齢ドライバーが多いからこうなるのか(これ十数年後そっくり返されそうだけど)、はたまたそういう巡り合わせの日か….。いずれにせよ、こうして気が立ってる時は気を鎮めて事故を起こさないようにしないといけない。それにしてもなにかの隠喩か?とあれこれ考えを巡らせてしまう。
そうこうしているうちに、車は目的地近くに差し掛かる。昔からある住宅地の奥へ入ろうと左折したところ…
道の真ん中に白いセダンが後部トランクを開けて停まっている。
そこから米やら何やら、初老の夫婦とその息子夫婦らしき人たちが、その道に面した家に運び込んでいる。
車のナンバーが他県なので、息子でも帰省してそっちで取れた米でも持ってきてるんだろうが…
なんで"道の真ん中"なんだ⁈
もう一本先の道からでも行けるので、一瞬そちらに回ろうかとも思ったが、
…なんで自分が遠回りしなくちゃならないんだよ⁈
そんな思いが湧いてきて、黙って前の車が退くのを待った。
そのうち年配の女性が気づいて、息子らしき人に車の移動を促す。その父親らしき初老の男性があわてて向かいの駐車場へと、車を誘導する。
最初からそこに停めておけばいいのに…
また心の中でぶつぶつ言いながらも、運転席から会釈をして通り過ぎた。
時間にしたら1時間もしない間に、3回も道を塞がれるとは、一体なんなんだ⁈
何かの暗示とか⁈
おりしもこの日は秋の土用の期間内…立冬までは「秋の気が振り切れる」として、重要な決定などは見合わせた方がいい期間とされる。
そのせいではないのだろうか、その日は一日イライラして「気が立つ」状態だった。
まあその後は無事に過ごせたので良かったのだけれど。
以前ならそのまま「頭にきたー!」と言って周囲にいろいろぶちまけていたことだろう。
心の学びなどで、自分の内面を観て整え俯瞰することが、多少なりともできるようになっているようだ。
とはいえ、なんだか気ぜわしいような、そわそわするような感じは残っている。
いろいろタスクが多すぎるせいだろうか?
淡々とこなしていきながら、内面もしっかり整えていきたい。
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